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市況解説 2020年2月25日(火)

2020年2月25日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,605.41(-781.33)
TOPIX 1618.26(-55.74)
東証一部売買高 177802万株

大引け・大幅続落―後場は落ち着いた動きに

25日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前週末比781.33円安の22605.41円と、昨年10月21日以来約4ヵ月ぶりの安値で取引を終えた。新型肺炎の感染が世界各地に飛び火し、景気・業績不安の高まりが投資家心理を冷え込ませ、全面安症状に陥った。一時1000円超下げる場面もあったが、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物の反発や中国・上海総合指数の底堅い推移、さらには日銀の上場投資信託(ETF)購入観測などが支えとなり、後場に入ると値動きは落ち着いた。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証一部売買代金は概算3兆3101億円、同売買高も概算17億7802万株と高水準に膨らみ、値下がり銘柄数は全体の98%超の2129、値上がり26、変わらずが5。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「海運」「金属製品」「証券」「鉄鋼」が値下がり率上位に並んだ。世界的な金利低下を受けてメガバンクや保険が売られ、相次ぐイベント中止で電通グループ(4324)に連想売りが膨らんだ。製造業向け派遣事業を手掛けるUTグループ(2146)などの下げもきつく、ミスミグループ本社(9962)は冴えない1月月次も嫌気された。反面、テレワーク関連としてブイキューブ(3681)やアセンテック(3565)、セグエグループ(3968)が物色され、ネット通販事業者向けのシステムを開発するテモナ(3985)は1年3ヵ月ぶりの高値を付けた。今2月期利益予想を引き下げた三陽商会(8011)は売り一巡後出尽くしの反応を示し、アルテリア・ネットワークス(4423)には証券会社の強気レポートが観測された。

新興市場では、主要2指数がそろって大幅反落。投資家のリスク回避姿勢の強まりを受けて、幅広い銘柄に売りが優勢となった。Amazia(4424)、サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)、コーユーレンティア(7081)が売られ、リプロセル(4978)、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、フジトミ(8740)は買われた。


2020年2月25日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,686.61(-700.13)
TOPIX 1628.59(-45.41)
東証一部売買高 90422万株

前引け・大幅続落-一時1000円超え急落も下げ渋る

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、連休前21日の終値に比べ700.13円安い22686.61円で引けた。韓国やイタリアでの肺炎感染急拡大や景気懸念を背景に世界株安連鎖の様相を呈すなか、投資家心理が急速に冷え込み、ほぼ全面安で始まった。寄り付き直後には1000円超えの下げ幅を示す場面も見られたが、アジア市場の底堅さやシカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物の上昇を好感して、徐々に主力ハイテク株などへの押し目買いが入った。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証1部の売買代金は概算で1兆6278億円、売買高は同9億422万株と最近としてはやや拡大、値下がり銘柄数は全体の97%にあたる2105、値上がり46、変わらず9だった。業種別TOPIXは全33業種が下落、「海運」「金属製品」「証券」「鉱業」などが値下がり率の上位に並んだ。ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)など指数寄与度の高い値嵩株が売られ、半導体関連の東京エレクトロン(8035)、信越化学工業(4063)も日経平均を押し下げた。景気敏感の商船三井(9104)、国際石油開発帝石(1605)が大きく下げた一方、第一三共(4568)、アサヒグループホールディングス(2502)などのディフェンシブも厳しい。半面、厚生労働省が「富士フイルムホールディングス(4901)傘下企業が開発した抗インフルエンザ薬・アビガンを肺炎患者に投与する」として、同社株が上場来高値を更新、会議アプリを手掛けるブイキューブ(3681)や除菌製品を扱う大幸薬品(4574)も急伸した。ディー・エル・イー(3686)は特設注意市場銘柄の指定解除が好感され、ユニゾホールディングス(3258)は、米ブラックストーンが株式公開(TOB)価格を引き上げたことから、3年9ヵ月ぶり高値を付けた。

新興市場は主要2指数がともに反落、世界同時株安のなか手仕舞い売りが加速した。ジーエヌアイグループ(2160)、多摩川ホールディングス(6838)、スペースマーケット(4487)が売られ、第一商品(8746)、リプロセル(4978)、メドレー(4480)が買われた。新規上場のAHCグループ(7083)は公開価格2200円に対し、3550円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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