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市況解説 2020年2月12日(水)

2020年2月12日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,861.21(+175.23)
TOPIX 1718.92(-0.72)
東証一部売買高 139577万株

大引け・反発―後場膠着も、大引けにかけて上げ幅を拡大

12日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前営業日比175.23円高の23861.21円で取引を終えた。新型肺炎の感染拡大に収束の兆しが出てきたとして、世界的な株高傾向が維持されていることが支援材料となり、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。中国・上海総合指数が上げ幅を広げたことも追い風に働いたとみられるが、インバウンド需要への警戒などから内需関連には売りが目立ち、相場の重荷となった。後場に入ると、決算発表を控えるソフトバンクグループ(9984)が伸び悩み膠着商状に陥ったが、大引けにかけて先物主導で上げ幅を広げた。東証株価指数(TOPIX)は小幅続落。東証一部売買代金は概算2兆6061億円、同売買高は概算13億9577万株、値上がり銘柄数は796と、値下がり1275を大きく下回り、変わらずが88。業種別TOPIXでは「情報・通信」「その他金融」「電気機器」など8業種が上昇、「ゴム製品」「建設」「電気・ガス」をはじめとする24業種は下落、「海運」は変わらずだった。東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、アンリツ(6754)が上げ幅を拡大、「5G向け水晶発振器の開発に成功」と報じられた日本電波工業(6779)も大きく買われた。4-12月期の純利益が通期計画を超過したヨコオ(6800)は一段高、「米アクティビストが身売りを迫る」と報じられた三陽商会(8011)の上げも目に付く。反面、塩野義製薬(4507)や中外製薬(4519)が安く、信越化学工業(4063)も利食い売りに押された。通期見通しを大幅下方修正した安藤ハザマ(1719)は後場急落、自社株買いの発表には反応薄だった。森永製菓(2201)は四半期ベースでの営業利益が減速傾向にあることが嫌気され、10-12月期大幅減益の浜松ホトニクス(6965)も厳しい。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が小反落した一方、東証マザーズ指数は3日ぶりに反発。ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、Aiming(3911)、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)が買われ、(6548)、カイノス(4556)、重松製作所(7980)は売られた。


2020年2月12日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,813.52(+127.54)
TOPIX 1717.42(-2.22)
東証一部売買高 72009万株

前引け・反発―新型肺炎への警戒和らぐなか、ソフトバンクグループが牽引

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、10日終値に比べて127.54円高い23813.52円で引けた。新型肺炎の感染拡大ペースが鈍化しているとの見方を背景に世界的な株高傾向が持続、投資家心理が上向いた。傘下の米スプリントとTモバイルUSが合併実現に向けて前進したことを受けて、指数寄与度の大きいソフトバンクグループ(9984)が急伸し180円超上昇する場面もあったが、その後は医薬品株や建設、不動産などへの利益確定売りが上値を抑える展開となった。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら続落。東証一部売買代金は概算1兆3168億円、同売買高は概算7億2009万株で、値上がり銘柄数は793と、値下がり1234を大きく下回り、変わらず130だった。業種別TOPIXでは「情報・通信」「証券」「その他金融」など9業種が上昇、「ゴム製品」「電気・ガス」「建設」をはじめとする24業種は下落。米半導体株高を映じて東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が買われ、次世代通信規格「5G」需要の拡大期待からTDK(6762)、太陽誘電(6976)もしっかり。通期予想の上方修正と1:3の株式分割実施を発表した大幸薬品(4574)はストップ高まで買い進まれ、今期大幅増益見通しのワールドホールディングス(2429)も強い。反面、サイバー攻撃を受けたことが明らかになった三菱電機(6503)が安く、九州工場の一時停止が伝わった日産自動車(7201)は10年4ヵ月ぶりの安値に沈んだ。MonotaRO(3064)は1月月次の伸び率鈍化が嫌気され、4-12月期2桁営業減益の飯田グループホールディングス(3291)の下げも厳しい。今20.12期増益見通しのソウルドアウト(6553)は出尽くしの反応を示した。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。値動きの良さや個別材料に着目した個人投資家らの資金が流入した模様。ジモティー(7082)、サーバーワークス(4434)、中京医薬品(4558)が買われ、エスケーエレクトロニクス(6677)、セレスポ(9625)、レンティア(7081)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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