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市況解説 2020年2月10日(月)

2020年2月10日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,685.98(-142.00)
TOPIX 1719.64(-12.50)
東証一部売買高 116146万株

大引け・続落―休日を前に持ち高整理売り膨らむ

10日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末比142.00円安の23685.98円で取引を終えた。新型肺炎の感染拡大に歯止めが掛からず、世界景気の先行き不安が広がるなか、祝日を前に利益確定や持ち高整理を目的とした売りが膨らむ展開となった。寄り付き後間もなく200円超下げる場面があったが、円相場やアジア株の落ち着きを受けて、下値には押し目買いも入り、一定の底堅さを示した。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部売買代金は概算2兆685億円、同売買高は概算11億6146万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の7割近い1494、値上がり588、変わらずが77。業種別TOPIXでは「海運」「ゴム製品」「医薬品」をはじめとする28業種が下落、「倉庫・運輸」「水産・農林」「保険」など5業種は上昇。電子部品株が終日軟調、今期見通しを引き下げた東レ(3402)は半年ぶりの安値を付けた。楽天(4755)は「送料無料を巡り、公取委が立ち入り検査に入った」との報道が嫌気され、4-12月期営業赤字に転落した東京製綱(5981)が急落。トリケミカル研究所(4369)には三菱UFJ証券の格下げが観測され、今20.6期見通しを下方修正し赤字拡大の見通しとなったアイスタイル(3660)も厳しい。反面、ソフトバンクグループ(9984)は連日の大商いを演じ、ゴールドウイン(8111)は4-12月期の好業績と増配の実施が好感された。タムロン(7740)は今期の強気見通しが評価され、1月月次好調の鳥貴族(3193)もしっかり。ダイフク(6383)は利益見通しを据え置いたことが材料視された模様。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が小反発した一方、主力株の下げが響いた東証マザーズ指数は続落。中京医薬品(4558)、Amazia(4424)、ワークマン(7564)が買われ、メルカリ(4385)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、バルデス(4442)は売られた。上場2日目のジモティー(7082)は公開価格1000円に対し2300円の初値を付け、2013円で引けた。


2020年2月10日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,778.29(-49.69)
TOPIX 1725.48(-6.66)
東証一部売買高 58587万株

前引け・続落-肺炎警戒が継続も、下げ渋る

10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末終値に比べ49.69円安い23778.29円で引けた。新型肺炎のさらなる感染拡大や中国の主要工場等での再開遅延報道があらためて悪材料視され、幅広い銘柄で売りが先行したが、好決算銘柄などへの買いを支えに徐々に下げ渋った。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)や中国・上海総合指数がマイナス圏から切り返したことも安心感に繋がった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で9820億円、売買高は同5億8587万株、値下がり銘柄数は全体の6割強の1309、値上がり737、変わらず108だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「医薬品」「電気機器」など23業種が下落、上昇は「倉庫・運輸関連」「水産」「保険」など10業種。「電子機器の受託生産(EMS)世界首位の台湾・鴻海精密工業が中国の主力工場の再稼動を予定だった10日より遅らせる」と報じられ、太陽誘電(6976)、村田製作所(6981)など電子部品各社に警戒売りが広がった。ニコン(7731)は昨年来安値を更新、日本製鉄(5401)、旭化成(3407)、住友金属鉱山(5713)などの主力の素材株は世界景気懸念とともに、業績予想の下方修正も売り材料視された。ニチイ学館(9792)は4-12月期営業3割増ながら、進捗が遅れ気味として大幅安。半面、今3月期予想を上方修正したホンダ(7267)が上昇、ソフトバンクグループ(9984)への買いも継続し、指数を支えた。大幅上方修正の新日本科学(2395)は一時ストップ高まで買われ、日本エアーテック(6291)は配当計画の上乗せが材料視され買い気配で前場を終了した。TOWA(6315)には証券会社の投資判断引き上げが伝わった。

新興市場は主要2指数が高安まちまちの動き。安く始まった日経ジャスダック平均が切り返し、東証マザーズ指数は続落した。カイノス(4556)、大塚家具(8186)、ブロードバンドタワー(3776)が買われ、燦キャピタルマネージメント(2134)、ラック(3857)、JMDC(4483)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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