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市況解説 2020年2月7日(金)

2020年2月7日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,827.98(-45.61)
TOPIX 1732.14(-4.84)
東証一部売買高 126463万株

大引け・4日ぶり反落-週末手仕舞いで後場も上値重い

7日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反落、前日比45.61円安の23827.98円で取引を終えた。肺炎警戒の後退や好調な企業決算を支えとした米株高や、円相場の一時1ドル=110円台乗せを支えに小高く始まったが、昨日までの急伸に対する警戒感や今晩の米雇用統計を控えた様子見ムードが上値の重さに繋がった。午前中に横浜停泊中のクルーズ船での感染拡大が伝わると手仕舞い売りが加速、極端に売りは広がらなかったものの、後場もマイナス圏での値動きに終始した。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反落。東証1部の売買代金は概算で2兆3996億円、売買高は同12億6463万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の3分の2近い1409、値上がり678、変わらず72だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「空運」「繊維」など27業種が下落、上昇は「情報・通信」「医薬品」「不動産」など6業種にとどまった。肺炎拡大に伴う生産停止の延長や出荷の遅れを懸念してトヨタ(7203)や任天堂(7974)が下落、アドバンテスト(6857)など半導体関連の一角も手仕舞い売りに押され日経平均を押し下げた。今3月期業績予想を上方修正したバンダイナムコホールディングス(7832)が市場予想を下回ったとして急落、旭化成(3407)、日総工産(6569)は下方修正が嫌気された。半面、中外製薬(4519)が連日で上場来高値を更新するなど医薬品大手が強く、アイロムグループ(2372)は新型肺炎ワクチンの開発開始との発表を受けて一時ストップ高まで上昇した。ソフトバンクグループ(9984)が後場も上げ幅を広げたほか、インターネットイニシアティブ(3774)は4-12月期の大幅増益が評価され、サンフロンティア(8934)は今3月期予想の上方修正が好感され、ともに大幅高した。

新興市場は主要2指数がともに4日ぶりに反落。東証1部同様に週末のポジション整理が重荷となり、直近賑わった銘柄等に売りが目立った。多摩川ホールディングス(6838)、リプロセル(4978)、応用技術(4356)が売られ、Aiming(3911)、日本ユピカ(7891)、Amazia(4424)が買われた。マザーズ市場に新規上場したジモティ(7082)は買い気配のまま、寄り付かなかった。


2020年2月7日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,855.37(-18.22)
TOPIX 1733.32(-3.66)
東証一部売買高 62746万株

前引け・反落-肺炎警戒ふたたび売り誘う

7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ18.22円安い23855.37円で引けた。6日の米株市場で主要指数がそろって史上最高値を更新したことを好感して小高く始まったものの、寄り付き直後に「横浜港に停泊中の大型クルーズ船で新たに41名の肺炎感染」と伝わり、ふたたび不安心理が高まった。昨日までの3日間で900円近い上昇を示したうえ、米雇用統計の発表を今晩に控える週末とあって、ひとまず利益確定を優先させる動きも広がった。一時114円安まで下げる場面もあったが、中国・上海総合指数の底堅さが安心感に繋がり、前引けにかけは下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は概算で1兆1944億円、売買高は6億2746万株、値下がり銘柄数は全体の6割超えの1359、値上がり702、変わらず97だった。業種別TOPIXは全33業種中、「パルプ・紙」「その他製品」「繊維」など28業種が下落、上昇は「情報・通信」「医薬品」「精密」など5業種にとどまった。通期の営業利益予想を下方修正した富士フイルム(4901)や、10-12月期最終減益のテルモ(4543)が大幅安、三井海洋開発(6269)は今期黒字転換の見通しを示すも市場予想に達していないとして急落し約3年振りの安値を付けた。日鉄ソリューションズ(2327)は架空取引の調査結果を発表、一時10%超え下落した。半面、今3月期業績予想を上方修正したオリンパス(7733)や4ー12月期8割営業増益のグレイス(6541)が大幅高、好決算とともに自社株買いを決議したアルペン(3028)は15%超え急伸した。TIS(3626)には大手証券による目標価格引き上げが観測され、ラウンドワン(4680)は月次売上の堅調さが評価された。米有力アクティビスト(物言う株主)のエリオット・マネジメントによる株式取得が報じられたソフトバンクグループ(9984)は日経平均を65円ほど押し上げた。

新興市場は主要2指数がともに反落、イマジニア(4644)、ホープ(6195)、ツクイスタッフ(7045)が売られ、メルカリ(4385)、ドーン(2303)、重松製作所(7980)が買われた。新規上場のレンティア(7081)は公開価格1890円に対し、2510円で寄り付き、ジモティ(7082)は買い気配が続いている。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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