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市況解説 2020年2月3日(月)

2020年2月3日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,971.94(-233.24)
TOPIX 1672.66(-11.78)
東証一部売買高 135797万株

大引け・反落―世界景気懸念で約3ヵ月ぶり安値

3日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比233.24円安の22971.94円と、昨年11月1日以来約3ヵ月ぶりの安値で取引を終えた。新型肺炎の感染拡大に伴う世界景気の減速懸念を嫌気して、前週末の米株式相場が急落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に売りが優勢となった。寄り付き後間もなく下げ幅は400円超に達したが、「インフルエンザ薬と抗エイズ薬の併用で新型肺炎に効果」とのタイ政府の発表や中国当局の大量資金供給を受けて上海総合指数が下げ渋ったこと、さらには日銀による上場投資信託(ETF)購入観測などを支えに下げ幅を縮小、節目の23000円台を回復する場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算2兆5654億円、同売買高は概算13億5797万株で、値下がり銘柄数は全体の3/4超の1658、値上がり437、変わらず64だった。業種別TOPIXでは「電気・ガス」を除く32業種が下落、「海運」「証券」「非鉄」「その他金融」が値下がり率上位に並んだ。東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、京セラ(6971)など値嵩ハイテク株が指数を押し下げ、通期見通しを下方修正した塩野義製薬(4507)は後場下げに転じた。4-12月期の大幅減益を受けて通期予想を引き下げたトプコン(7732)の下げがきつく、コーセー(4922)も業績下振れが嫌気された。反面、今期最高益を更新する見通しとなったエーザイ(4523)が上げ幅を拡大、アナリスト予想を上回る決算を発表した三菱電機(6503)には買い安心感が広がった。4-12月期で通期計画を上回る利益をあげた保土谷化学工業(4112)が急伸、利益見通しを引き上げたタダノ(6395)も強い。アイロムグループ(2372)は提携先の国立感染症研究所が「新型肺炎のウイルス分離で成功」との報道が刺激材料となった。

新興市場では、主要2指数がそろって反落。中京医薬品(4558)、興研(7963)、リーダー電子(6867)が安く、ワークマン(7564)、カイノス(4556)、ジーエヌアイグループ(2160)は高い。


2020年2月3日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 22,981.99(-223.19)
TOPIX 1673.53(-10.91)
東証一部売買高 72133万株

前引け・大幅反落―一時400円超下落も下げ渋る

3日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前週末終値に比べて223.19円安い22981.99円で引けた。新型肺炎の感染拡大に歯止めが掛からず、世界景気の減速懸念が強まり、前週末の米株式相場が急落した流れを引き継いだ。寄り付き後間もなく下げ幅は400円超に達したが、タイ政府が「インフルエンザ薬と抗エイズ薬の併用で新型肺炎に効果」と発表したことや、大幅安で始まった中国・上海総合指数が当局の大量資金供給を受けて下げ渋ったことを支えに、23000円台を回復する場面があった。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算1兆3184億円、同売買高は概算7億2133万株で、値下がり銘柄数は全体の3/4の1640、値上がり451、変わらずが68。業種別TOPIXでは「海運」「証券」「空運」をはじめとする29業種が下落、上昇は「電気・ガス」「食料品」「不動産」「ゴム製品」の4業種に留まった。中国事業への不透明感が嫌気されてファーストリテイリング(9983)やコマツ(6301)が売られ、三越伊勢丹ホールディングス(3099)は通期見通しの下方修正も重荷となった。4-12月期減益のZOZO(3092)の下げがきつく、日本エアーテック(6291)には利食い売りが嵩んだ。反面、中外製薬(4519)や塩野義製薬(4507)には思惑買いが膨らみ、4-12月期決算が好感された味の素(2802)は大幅続伸。「名古屋大情報基盤センターから次期スーパーコンピュータシステムを受注」と伝わった富士通(6702)が逆行高、豆蔵ホールディングス(3756)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せした。新作ゲームの販売好調が報じられたアカツキ(3932)も強い。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。バイオ関連への買いが支えとなり、マザーズ指数が小幅続伸した。中京医薬品(4558)、免疫生物研究所(4570)、メルカリ(4385)が買われ、重松製作所(7980)、東映アニメーション(4816)、大木ヘルスケアホールディングス(3417)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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