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市況解説 2020年1月30日(木)

2020年01月30日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 22,977.75(-401.65)
TOPIX 1674.77(-25.18)
東証一部売買高 136771万株

大引け・大幅反落-アジア株総崩れのなか23000円割れ

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日比401.65円安の22977.75円と終値ベースでは昨年11月1日以来、約3ヵ月ぶりに23000円を割り込んで取引を終えた。肺炎感染の拡大に歯止めが掛からず、景気への悪影響懸念が強まるなか、個別決算発表に対するネガティブな反応が一段の警戒を呼ぶ展開となり、香港、台湾などアジア株式市場の下押しも投資家心理を悪化させた。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証1部の売買代金は概算で2兆5135億円、売買高は同13億6771万株、値下がり銘柄数は全体の84%にあたる1819、値上がり296、変わらず40だった。業種別TOPIXは全33業種中、「証券」を除く32業種が下落、「電気機器」「ガラス・土石」「機械」「精密」などが値下がり率の上位に並んだ。SCREENホールディングス(7735)のストップ安など厳しい売り対応が目立つなか、引け後に決算を控える東京エレクトロン(8035)、アンリツ(6754)などに警戒感が台頭、ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)も指数を押し下げた。決算不振の日立建機(6305)はじめ景気敏感株全般が軟調で、旅行需要減を警戒してJAL(9201)は昨年来安値を更新した。塩野義製薬(4507)、セコム(9735)などディフェンシブも冴えず。半面、ファナック(6954)、横河ブリッジホールディングス(5911)は好決算を支えに終日しっかり、積水化学工業(4204)は下方修正ながら悪材料出尽しの反応となり、急速に切り返した。ユニチカ(3103)がマスク素材の需要増期待から一時ストップ高するなど肺炎対応策を手掛ける材料株の一角が急伸、SBIホールディングス(8473)は「三井住友フィナンシャルグループ(8316)とブロックチェーン分野で協業」と伝わったことも買い材料視された。

新興市場は主要2指数がともに続落、日経ジャスダック平均は6日続落、東証マザーズ指数は7日続落で終えた。リプロセル(4978)、イグニス(3689)、ハビックス(3895)が売られ、中京医薬(4558)、マネーフォワード(3994)、鉱研工業(6297)が買われた。


2020年01月30日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,013.60(-365.80)
TOPIX 1674.92(-25.03)
東証一部売買高 58361万株

前引け・大幅反落-肺炎警戒、決算売り響き一段安

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日終値に比べ365.80円安い23013.60円で引けた。欧米株式市場の伸び悩みや米金利低下を受けた円強含みなどから、売り先行で始まった後、決算不振企業への厳しい売り反応が相次ぐなかで一段安の展開に陥った。新型肺炎の感染拡大や香港・ハンセン指数などアジア市場の軟調も投資家心理を冷え込ませ、買い手控えのなか前引けにかけ下げ幅を拡大、節目の23000円に急接近した。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証1部の売買代金は概算で1兆463億円、売買高は同5億8361万株、値下がり銘柄数は全体の9割近い1904、値上がり197、変わらず54だった。業種別TOPIXは全33業種が下落、「ガラス・土石」「電気機器」「精密」「海運」が値下がり率の上位に並んだ。昨日決算発表で今期業績予想を大幅に下方修正したSCREENホールディングス(7735)がストップ安まで売られ、上方修正のアドバンテスト(6857)はじめ半導体関連が軒並み下落、肺炎拡大に伴う世界経済への悪影響が意識され、景気敏感の主力株の軟調が目立った。インバウンド関連の資生堂(4911)、花王(4452)も下げ、AGC(5201)は「傘下企業の製品品質にかかる不適切行為で説明へ」との報道が嫌気された。半面、業績予想を引き上げたファナック(6954)が上昇、サイバーエージェント(4751)は第1四半期の大幅増益が好感され急伸した。コメリ(8218)は下方修正ながら悪材料出尽しの反応となり、「傘下のネット専業銀行の住信SBIの上場検討」と伝わり、SBIホールディングス(8473)も買われた。日本エアーテック(6291)などの殺菌関連も賑わった。

新興市場は主要2指数がともに続落、東証1部の下げで投資家心理が悪化、処分売り等が広がった。Nuts(7612)、JTOWER(4485)、多摩川ホールディングス(6838)が売られ、重松製作所(7980)、カイノス(4556)、弁護士ドットコム(6027)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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