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市況解説 2020年1月29日(水)

2020年01月29日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,379.40(+163.69)
TOPIX 1699.95(+7.67)
東証一部売買高 103295万株

大引け・3日ぶり反発―様子見ムード漂うも自律反発狙いの買いが優勢

29日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶり反発、前日比163.69円高の23379.40円で取引を終えた。良好な景気指標などを受けた欧米株価の反発が投資家心理を上向かせ、自律反発狙いの買いが優勢となった。一部米ハイテク企業の決算に対するネガティブ反応が重荷となる場面もあったが、再開した香港ハンセン指数の下げが限定的なものに留まったことなどが好感され、後場はジリ高歩調を辿る格好となった。もっとも日米主要企業の決算や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの向きも多く、積極的に上値を追う動きには乏しかった。東証株価指数(TOPIX)は5日ぶりに反発。東証一部売買代金は概算1兆9685億円、同売買高も概算10億3295万株と低調で、値上がり銘柄数は1094、値下がり967、変わらず98だった。業種別TOPIXでは全33業種が上昇、「海運」「鉱業」「証券」「ゴム製品」が値上がり率上位に並んだ。東京エレクトロン(8035)、日東電工(6988)が上げ幅を拡大、決算内容が評価されたエムスリー(2413)も指数を押し上げた。「日経ヴェリタスでグローバルニッチ銘柄として紹介された」と伝わったメック(4971)は大幅に3日続伸、「英ファンドが株主提案」と報じられた帝国繊維(3302)には思惑買いが膨らんだ。反面、オリエンタルランド(4661)や東映(9605)などレジャー関連の一角が弱く、10-12月期決算が市場予想に届かなかったオービック(4684)の下げがきつい。通期業績・配当予想を引き上げた栄研化学(4549)は出尽くしの反応を示し、「ナイキ製厚底靴の全面禁止見送り」報道を受けてアシックス(7936)は4ヵ月半ぶりの安値に沈んだ。みずほ証券が格下げした久光製薬(4530)も冴えない。

新興市場では、主要2指数がそろって下落。主力株への売りが止まず、日経ジャスダック平均は5日、東証マザーズ指数は6日それぞれ続落となった。ワークマン(7564)、サーバーワークス(4434)、JTOWER(4485)が売られ、重松製作所(7980)、Nuts(7612)、カイノス(4556)は買われた。


2020年01月29日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,325.52(+109.81)
TOPIX 1695.39(+3.11)
東証一部売買高 50118万株

前引け・反発―欧米株高を好感、香港市場の下げ限定も安心感に

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べて109.81円高い23325.52円で引けた。新型肺炎の感染拡大への警戒は拭えないものの、良好な景気指標などを受けて28日の欧米主要株価指数がそろって反発したことが好感され、自律反発狙いの買いが先行。一部米ハイテク企業決算へのネガティブ反応が響き、シカゴ取引システム(GLOBEX)で米株先物が売られ重荷となる場面もあったが、再開した香港ハンセン指数の下げが限定的なものに留まると、前引けにかけて改めて買いが優勢となった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部売買代金は概算9314億円、同売買高も概算5億118万株と低調で、値上がり銘柄数は932、値下がり1128、変わらずが95。業種別TOPIXでは「海運」「鉱業」「石油・石炭製品」をはじめとする21業種が上昇、「建設」「金属製品」「ガラス・土石」など12業種は下落。ファーストリテイリング(9983)やソフトバンクグループ(9984)が指数を押し上げ、東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)もしっかり。信越化学工業(4063)は昨日発表した決算が評価され、「10-12月期、経常益3.5倍」との日経観測報道が流れた日本郵船(9101)も強い。自己株取得枠の設定を発表した阿波銀行(8388)が買われ、ユニゾホールディングス(3258)は米投資ファンドが引き上げた公開買い付け(TOB)価格(5600円)にサヤ寄せした。反面、米半導体大手ザイリンクスの不冴えな決算を受け、アンリツ(6754)やアドバンテスト(6857)が思惑的な売りに押された。4-12月期大幅減益の日本航空電子工業(6807)が急落、大幅増益の富通ゼネラル(6755)は通期計画に対する進捗率の悪さが嫌気された。「空港保安検査で警備法違反」と週刊誌が報じた綜合警備保障(2331)の下げも厳しい。

新興市場では、大型株への資金シフト思惑が響き、主要2指数がそろって続落。UUUM(3990)、ドーン(2303)、医学生物学研究所(4557)が売られ、リプロセル(4978)、マクアケ(4479)、興研(7963)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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