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市況解説 2020年1月28日(火)

2020年01月28日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,215.71(-127.80)
TOPIX 1692.28(-10.29)
東証一部売買高 117125万株

大引け・続落―米株先物の上げ幅拡大を受け、下げ渋る

28日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比127.80円安の23215.71円で取引を終えた。新型肺炎の拡大に伴う世界景気の先行き不安が投資家心理を冷え込ませ、リスク資産を減らす動きが継続した。寄り付き直後から全面安の様相を呈し、朝方の売り一巡後も安値圏でのもみ合いが続いたが、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)で米株先物が上げ幅を拡大、円高進行の一服や日銀による上場投資信託(ETF)購入観測なども支えとなり、大引けにかけて下げ幅をジワジワと縮める展開となった。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算2兆1940億円、同売買高は概算11億7125万株で、値下がり銘柄数は1335、値上がり735、変わらずが89。業種別TOPIXでは「その他金融」「空運」を除く31業種が下落、「鉄鋼」「鉱業」「石油・石炭製品」「機械」が値下がり率上位に並んだ。決算発表を控えた信越化学工業化(4063)が終日軟調、オービックビジネスコンサルタント(4733)は4-12月期決算が市場予想を下回ったとして後場急落。世界的な金利低下は金融株の重荷となり、中国・武漢に工場を持つブリヂストン(5108)は6日続落し昨年来安値を更新。4-12月期営業減益の東洋シヤッター(5936)は値下がり率トップ、大幸薬品(4574)には利食い売りが嵩んだ。反面、アドバンテスト(6857)には押し目買いが入り、今3月期見通しを引き上げたSMK(6798)は後場急伸し上場来高値を更新した。「子会社の合併を検討」と報じられたLIXILグループ(5938)が買われ、10-12月期大幅増益のインソース(6200)も強い。

新興市場でも、大引けにかけて買い戻しの動きが強まり、主要2指数がそろって小幅続落。興研(7963)、イマジニア(4644)、コラボス(3908)が売られ、両毛システムズ (9691)、中京医薬(4558)、ドーン(2303)は買われた。


2020年01月28日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,124.51(-129.00)
TOPIX 1686.83(-15.74)
東証一部売買高 54122万株

前引け・続落―新型肺炎の感染拡大に伴う世界景気への影響を憂慮

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日終値に比べて219.00円安い23124.51円で引けた。新型肺炎の感染拡大の勢いに衰えがみられず、世界景気の減速懸念の高まりから欧米株式が大きく売られた流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に売りが優勢となった。一方で、シカゴ先物取引システム(GLOBEX)で米株先物が上昇、外為市場では円高進行が一服したことから、下げ渋りの様相を呈する場面も散見された。東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落。東証一部売買代金は概算1兆165億円、同売買高も概算5億4122万株と引き続き低調で、値下がり銘柄数は全体の8割超の1740、値上がり332、変わらず87だった。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「鉱業」「鉄鋼」「石油・石炭製品」「非鉄」が値下がり率上位に並んだ。景気敏感株が軒並み売られ、東京エレクトロン(8035)、信越化学工業(4063)などは米半導体株安が重荷となった。大規模な自社株買いの実施を打ち出した日東電工(6988)は4-12月期の減益決算が嫌気され、未発表だった今期見通しが大幅減益予想だったKOA(6999)も厳しい。子会社カーブスホールディングスの上場が承認されたコシダカホールディングス(2157)には、将来の利益減少を懸念した売りが膨らんだ。反面、資生堂(4911)やソフトバンクグループ(9984)には自律反発狙いの買いが入り、4-12月期減収減益のJSR(4185)は半導体材料の堅調さなどに着目した買いを集めた。モバイルファクトリー(3912)は前12月期営業益4割増との日経観測報道が材料視され、タカラバイオ(4974)など「iPS細胞」関連の一角が動意付いた。前期業績予想を上方修正した小野測器(6858)は急騰。

新興市場でも、リスク資産を減らす動きが継続し、主要2指数がそろって続落。弁護士ドットコム(6027)、大木ヘルスケアホールディングス(3417)、GMOリサーチ(3695)が売られ、重松製作所(7980)、リプロセル(4978)、富士山マガジンサービス(3138)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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